旬感食 to ナ美

旬感食 to ナ美 Vol.40「みかん」

みかんは、皮がむきやすい小型の柑橘類の総称とされていますが、一般的には最も流通量の多い「温州みかん」のこと指していて、中国の柑橘がもとになり日本で誕生したもので、日本の冬を代表する果実です。

また、「早生みかん」「デコポン」「甘夏」など、柑橘類の種類は年々増え続けていて、スーパーでは秋から春にかけて様々な柑橘類を見かける機会が多くなり、季節ごとに違った美味しさを楽しめるようになりました。

みかんの時期は、9月から3月にかけて品種によって異なりますが、一般的に旬の時期は冬と言われ、11月~12月頃に最も多く流通しています。

早く収穫できる「極早生みかん」は9月~10月頃から、遅い「晩生みかん」は12月~3月頃まで楽しむことができます。

 

 

栄養豊富

ビタミンCが豊富で知られるみかんは、疲労回復や風邪の予防・回復、美肌作りに必要なビタミンの宝庫と言われ、みかんの筋や袋には、毛細血管を丈夫にするといわれるビタミンPを含むので、捨てずに一緒に食べるのをおすすめします。

また、皮や袋、筋に含まれる血管強化や坑アレルギー作用を発揮するポリフェノールは、みかんの中でも圧倒的に未熟なみかんの方が多いといわれていて、7月後半に収穫期を迎える直径2㎝ほどの温州みかんの未熟な「青みかん」が知られています

みかんのオレンジ色の成分であるβ-クリプトキサンチンは、ガン抑制効果があるとして注目されています。

 

 

産地TOP3

みかんの主産地といえば、和歌山県、愛媛県、静岡県が有名で、国産みかんの生産量のうち、この3県で5割以上を占めています。

同じ早生みかんでも、和歌山県では12月、愛媛県と静岡県では11月に出荷のピークを迎え、また、静岡県では多種多様な品種の栽培に取り組まれていて、11月から3月までの長期間にわたって美味しいみかんが出荷されています。

リレー形式で続々と旬を迎える静岡県産のみかんたちは、どれも味わいや見た目が異なるので、食べ比べをして楽しめるのも魅力です。

 

 

選び方と保存

品種や時期により多少の違いはありますが、縦に丸いものよりも平べったいものの方が、甘みがあり、黄色いよりも橙色よりの赤みが濃い色の方が美味しいと言われています。

皮の色が鮮やかで、ハリとツヤがあり皮がふかふかと浮いていないもので、ヘタの切り口が小さく細く緑色のものがいいとされ、手に持って、ずっしりと重いみかんは糖分が多く含まれているので美味しいです。

冬の家庭では「こたつにみかん」がよく見られますが暖房の効いていない常温の場所で、風通しをよくして保存するのが基本で、こたつの上に置いておく場合は、食べる分だけをカゴなどに入れて置くのが良く、皮ごと冷凍した「冷凍みかん」にするのも良いでしょう。

 

 

みかんは、皮をむいてそのまま食べるのが一般的ですが、網の上で焼いて食べるのもおすすめで、焼きみかんは暖かい分甘みも引き立ち、絶妙なおいしさになります。

栄養も豊富で、免疫力向上や疲労回復、美容にも効果的なみかんを食べて、冬を元気に過ごしましょう。