ニュージーランド最大のワインの名産地マールボロは、南島の北端に位置し、世界に誇るソーヴィニヨン・ブランが醸造されています。
複雑に入り組んだ水路と沿岸域の豊かな森林が美しい街は、日照時間が長く温暖な気候に恵まれているので、いつ訪れても多彩な観光を楽しむ事ができます。
周辺には40ヶ所を超えるセラードアがあり、セルフドライブか運転手付きのハイヤーで、自分で選んだ場所を訪れるのはもちろん、代表的なワイナリーを効率よく巡るなら、現地のツアーに参加するのが良いでしょう。
サイクリングとテイスティングを組み合わせれば、よい運動ができます。どんな方法を選ぶにしても、ワイナリーに併設されているレストランは見逃せません。
太平洋岸、カイコウラ方面に広がる高原部を訪れるツアーに参加したり、歴史ある邸宅に宿泊してニュージーランドらしい一時を楽しみながら、4WDでファーム・ツアーに出かけたり、ヘリフィッシングでマスを狙ったり、大自然の中でウォーキングやマウンテンバイクを満喫できるのもこの街の魅力です。
マールボロ・サウンドの中心
ニュージーランドの南北の島を結ぶフェリーとマールボロ・サウンドを行き交う船の拠点となる街ピクトン。
マールボロ・サウンドで中心的な役割を果たす静かで風光明媚な港町です。
波の穏やかな入り江を囲むようにして、魅力的なカフェやレストラン、様々なタイプのギャラリーが並んび、海に浮かぶ海洋博物館と水族館もあります。
マールボロ・サウンドを観光するなら、水上に出るのが一番で、セルフガイドのカヤックから豪華ヨットのセイリングまで選択は様々で、ダイビングやフィッシングに挑戦しても良し、イルカと一緒に泳ぐアクティビティも準備されています。
原生林の中を蛇行するクィーン・シャーロット・トラックでは、のどかな入江や尾根の素晴らしい景色を、徒歩でもマウンテンバイクでも満喫できます。
サイクリングでワイナリー巡り
マールボロ地方の中心都市ブレナムは、首都ウェリントンからは約73㎞南西に位置し、マールボロ地方の中心に位置し、ニュージーランドでも有数の晴天に恵まれた町で、年間の日照時間は平均2,438時間にもなります。
街中やその周辺にはカフェ、レストラン、バーなどの飲食店と、食品を直販する店などが並び、ニュージーランドならではの青空マーケットで地元の生産者から直接、新鮮な生産品を購入できるマールボロ・ファーマーズ・マーケットは見逃せません。
世界有数の航空博物館「オマカ・アヴィエーション・ヘリテージ・センター」へは街の中心から車で10分ほどで訪れることができます。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」に携わった製作チームによって作られた、第一次、第二次世界大戦をテーマにした展示は、タイムスリップしたかのような体験ができ、ピーター・ジャクソン卿が所有するコレクションを含む、年代ものの航空機と貴重な品々を見る事ができます。
街の周辺には30ヶ所以上のワイナリーがあり、ほとんどのワイナリーではワインのテイスティングや購入ができます。
晴天の多いブレナムは、ワインと食事を楽しみたい方には最適な拠点で、サイクリングでワイナリーを巡るのもおお薦めです。
是非この機会に、大自然を満喫しながら新たなるワインとの出合いに、マールボロ・サウンドの観光計画を立ててみてはいかがでしょうか。