2019年1月、世界で最も売れているスパークリングワインブランドを持つ「ヘンケル」と140カ国の強力な市場で地位と売上を誇る、スパークリングワインブランドの「フレシネ」が統合し「HENKELL FREIXENET」として、世界有数のスパークリングワイングループが誕生した。
スパークリングワインの将来性を予見
1832年にドイツのマインツにワイン商を創設したアダム・ヘンケル氏は、1856年からスパークリングワインの製造を開始した。
現在では、ヘッセン州の州都ヴィースバーデンを拠点とするドイツで最大かつ最も近代的なスパークリングワイン醸造所となり、世界的にも有数のスパークリングワインの造り手として知られている。
「ヘンケル・トロッケン」だけでも年間2,000万本を世界中に販売し、最大の輸出量を誇るスパークリングワイン・ブランドとなった。
バランスのとれた均一な品質
最低6カ月の熟成期間が規定されている「ゼクト」は、ドイツのスパークリングワインの中でも高級品ブランドの一つである。
ヘンケル社では、シャルマー方式で造られた容量20万リットル以上の大型密閉タンクを使い大量に第2次発酵を行うことで、バランスのとれた均一な品質の維持が可能となっている。
「ゼクト」は現在、世界90ヵ国に輸出され、それぞれの市場で、フランスのシャンパンに肩を並べるほどの多くのファンから高い評価を得ている。
真のブランドとして確立
創始者アダム・ヘンケル氏の孫であるオットー・ヘンケル氏は、スパークリングワインの販売において、ヘンケル・トロッケンの広告宣伝活動を始める。
ポスターデザインの巨匠と言われたヘンリー・メイヤー氏のデザインによる「黒いスーツの紳士」等をモチーフとした広告戦略を打ち出し、商品の知名度を上げ、ヘンケル・トロッケンを真のブランドとして確立すること成功した。
それ以来、ブランドの価値を高め育成することは、ヘンケル社にとって常に重要な課題となっていった。
ドイツのヴィースバーデンのショップでは、Menger-Krugを使った伝統的なボトル発酵の手作りスパークリングワイン生産を体感できる。
個人的なメッセージのためのスペースが有るボトルペンダントは、貴族の個性的なラベルであり、それは心からの特別な贈り物になるであろう。
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