LUXURY

Lalique「Villa Florhof」

1888年創業のフランスを代表する最高峰のクリスタルガラスメゾン「Lalique(ラリック)」は、2026年8月5日、ブランド初となるブティックホテル「Villa Florhof(ヴィラ・フローホフ)」の開業を発表しました。

スイス・チューリッヒのシルクの伝統と卓越したデザイン、そして豊かな暮らしの美学が融合する場所に、丹念に修復された歴史あるヴィラが、ラグジュアリーなホスピタリティの新たなるランドマークとして誕生しました。

 

ヴィラ・フローホフは、「ラリック・ホスピタリティ」コレクションに新たに加わる施設で、チューリッヒの歴史ある旧市街と大学街の間に位置する全13室のラグジュアリーなホテルとして、市内で最も由緒ある歴史的建造物の一つを、洗練された都会の隠れ家(アーバン・リトリート)へと生まれ変わらせたものです。

ここでは、5世紀以上にわたる歴史と、現代のクラフツマンシップ、美食、そしてデザインが見事に融合しています。

 

フローホフガッセに位置するこの歴史的建造物は、15世紀にその起源を持ち、16世紀以降はチューリッヒで隆盛を極めた絹貿易と深く関わってきました。

文化財保護当局との緊密な連携のもとで大規模な修復工事が行われ、「ヴィラ・フローホフ」は、街の文化的遺産と、芸術性や熟練の職人技を重んじるラリックの変わらぬ姿勢を称える特別な場所へと見事に変貌を遂げました。

 

単なるホテルにとどまらず、エレガントなプライベートレジデンスのような空間として構想された「ヴィラ・フローホフ」は、こぢんまりとした規模ながらも際立った個性を持ち、親密な雰囲気、非の打ちどころのないサービス、そしてその土地ならではの独特な空気感に満ちた体験を提供します。

 

 

ラリック・ホスピタリティの新章

「ヴィラ・フローホフ」は、ラリック・ホスピタリティのさらなる進化における重要なマイルストーンとなる施設で、ブランドにとってチューリッヒ初となるこの拠点は、アルザスの「ヴィラ・ルネ・ラリック」や「シャトー・ホッホベルク」、ボルドーの「シャトー・ラフォリ・ペラゲ」、そしてスコットランドの「ザ・グレンタレット・ラリック・レストラン」や「ザ・アバタレット・エステート・ハウス」といった、個性豊かなデスティネーションのポートフォリオに新たに加わります。

各施設は、その土地の歴史、景観、文化を尊重しつつ、クラフツマンシップ、ガストロノミー、そしてデザインを通じてラリック独自のラグジュアリーの哲学を体現するよう、それぞれ独自に構想されています。

 

 

歴史ある邸宅に新たな息吹を吹き込む

壮麗な宮殿ホテルとは異なり、ヴィラ・フローホフはプライベートな邸宅のような親密な空間を提供するため、全13室の客室とスイートはそれぞれ個性的なデザインで、ルネ・ラリックの芸術世界からインスピレーションを得た独自の物語を紡ぎ出します。

中でも、ホテルのメインスイートであるスイート・ルネ・ラリックは、歴史的建築と現代的な洗練が見事に融合した空間です。

館内全体を通して、グリーン&ミンガレッリ・デザインは、建物の歴史的特徴を尊重しつつ、洗練された居住空間を創り上げ、ラリック・メゾンによる特注家具が、丁寧に修復された建築要素と調和し、演劇的ではなく、時代を超越した空間を創り出しています。

 

建築としてのラリック・クリスタル

「ヴィラ・フローホフ」において、クリスタルは単なる装飾品にとどまらず、建築そのものの一部となり、本プロジェクトのために特別に制作された、ラリック・インテリアデザイン・スタジオによる10数点もの特注クリスタルおよび建築用ガラスのインスタレーションが、ホテル全体にわたって視覚的な物語を紡ぎ出しています。

ルネ・ラリックの象徴的な作品に着想を得た「蝶」と「桑の葉」のモチーフは、チューリッヒの歴史ある絹織物産業をさりげなく想起させ、館内の随所にあしらわれています。

光を放つクリスタルパネルや彫刻的な照明、建築的なスクリーンといった形でそれらが表現され、手仕事の粋を凝らしたディテールが、到着の瞬間から館内のあらゆる空間でゲストを迎え彩ります。

光り輝くクリスタルの蝶が舞う壮麗な階段のインスタレーションや、100羽以上の「パピヨン(蝶)」クリスタルが光を放つシグネチャー・レストランのドラマチックな天井、そしてラリックとのコラボレーションにより制作されたダミアン・ハーストの蝶のアート作品の展示などもホテルの見どころの一つです。

 

 

チューリッヒに誕生する新たな美食の拠点

「ヴィラ・フローホフ」は開業と同時に、宿泊客だけでなく地元の方々も迎える「バー&ブラッスリー」をオープンし、静かなガーデンテラスに面したこのオールデイダイニングでは、ランチやアペリティフ、そしてゆったりとした食事を楽しむことができます。

総料理長ジョン・シフマン氏の指揮のもと、厳選された極上の食材を活かし、親しみやすさと洗練を兼ね備えた料理の数々が提供され、チューリッヒ屈指の魅力的なスポットとなることでしょう。

2026年秋には、歴史ある周辺の街並みを望むヴィラ1階の優雅なサロンに「シグネチャー・レストラン」のオープンが予定され、施設の美食体験はさらなる高みへと進化します。

さらに、プライベートなテイスティングやイベントに最適な、美しく修復された歴史あるアーチ型ワインセラーや、コレクターや愛好家のための隠れ家的なシガーラウンジ「サロン・ダビドフ)」も、この特別な体験を彩ります。

 

 

VILLA FLORHOF

所在地:Florhofgasse 4, 8001 Zurich, Switzerland
https://www.villaflorhof.com/en