8月31日は「野菜の日」です。
「もっと野菜のことを知ってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」という想いで、1983年(昭和58年)に食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など九つの団体が「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから制定した記念日です。
野菜の日には、全国の農業協同組合、自治体や食品メーカー、スーパーなどで野菜にまつわる多くのイベントやキャンペーンが開催されています。
日頃、不足しがちな野菜をこの機会に美味しく頂きましょう。
厚生労働省が過去に行った「国民健康・栄養調査」の野菜類平均摂取量を見ると、成人の男性で約290g、女性で約270gとなっていて、年齢階級別には男女ともに20歳代~40歳代で野菜摂取量が少なく、60歳以上で多いという結果が出ています。
厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、健康増進の観点から成人は1日350g以上の野菜を食べることを目標にしています。
「野菜を1日350g摂りましょう」というフレーズを何処かで聞いた覚えはありませんか?
健康志向の高まりと共に、野菜をたくさん食べようと意識する人が増えていますが、それでも目標とする野菜摂取量350gは下回ったままのようです。
野菜が健康に良いことは知っていても、働き盛りの世代では意識的に野菜を食べることができていないのが現実です。
野菜の日はもちろん、一年を通じていろいろな野菜に記念日があります。
旬の時期に合わせたり、野菜の名前と日付を語呂合わせしたり、野菜の形から日付をイメージしたものまで、いろいろな野菜の日が制定されているので、今の食生活を見直して、野菜をたくさん食べる健康生活に変えていきましょう。
8月のカレンダーを見ると8月31日の上にある8月24日は、野菜の上にある事から「ドレッシングの日」に制定されています。
この1週間はサラダを楽しむウィークとして、組み合わせや調理のひと工夫で、無限に拡がる野菜の魅力を堪能しましょう。