ランドセル工房を発祥とする革製品ブランド「TSUCHIYA KABAN」より、日本ならではの形や伝統文化にインスピレーションを受け再解釈したシリーズ「JAPANMOTIF」の新製品が発売されました。
新製品はトートバック2種、クロスボディバッグ1種、がま口2種の全5種類で、それぞれ2色の展開となっています。
日本の美に通じるクリエーションを目指した新製品には、渋く豊かな深緑の色合いを楽しむ鉄染と、奥行きのある優しい赤が魅力の弁柄染が採用されました。
いずれも日本で古くから用いられており、日々の暮らしに溶け込んできた彩色方法で、今回のコレクションでは、これらの手法で染めた革を贅沢に使用し、使い方に合わせて豊かに色味と表情を変えるエイジングを愉しみながら、オンオフ問わず愛用できる製品に仕上げられています。
弁柄染
弁柄染をした牛革は、クロム鞣しの後にタンニン鞣しを施した牛革を、赤色の第二酸化鉄の溶液で染色した特殊な革です。
弁柄染ならではの奥行きのある優しい赤色を表出し、最後に染料で調色して仕上げられます。
鉄染
鉄染をした牛革は、クロム鞣しの後にタンニン鞣しを施した牛革を、鉄溶液に含侵させタンニンと革のタンパク質が鉄分に反応する性質を利用して染め上げた革素材です。
黒味を帯びて鈍くくすんだ深緑に青や茶色のニュアンスも含んだ独特の深みがある豊かな色合いを、最後に染料で調色して仕上げられます。
「JAPANMOTIF」シリーズ
「JAPANMOTIF」は、日本のかたちや日本の伝統文化にインスピレーションを受け、それらのモチーフを「要素分解と再構成」することによって、現代を生きる人々の感性に響く「新しいクリエーション」として提案するシリーズです。
ジャパンモチーフ Rice バックパック
¥102,300(税込)
「米袋」を要素分解し、現代を生きる人々の感性に響く新しいクリエーションとして再構成されました。
ジャパンモチーフ Kumihimo バッグ
¥1,100,000(税込)※数量限定型
老舗「龍工房」の組紐と土屋鞄の革鞄による新時代のクラフツマンシップが、日本の伝統美を新たな形で再構成させました。
見た目のインパクトやコンセプト、革の特徴に惹かれるファンも多く、アジア圏や欧米の愛用者にも好評で、カジュアルシーンはもちろん「フォーマルな装いにも合わせやすい」という声が寄せられています。
ジャパンモチーフ ツインベルトトート
¥99,000(税込)
日本に古くからある彩色方法を用いた革を贅沢に楽しめる、シンプルなトートは、ノートPCやA4ファイルをすっきり収納でき、使い方に合わせて豊かに表情を変える革のエイジングを愉しみながら、オンオフ問わずに使えます。
ジャパンモチーフ ツインベルトトートSmall
¥63,800(税込)
コンパクトな見た目以上の収納力で、気軽な外出にぴったりなトートは、休日スタイルにシックな上質感を添えつつ、色つやに豊かさを重ねていく革のエイジングを楽しめます。
ジャパンモチーフ クロスボディバッグ
¥50,600(税込)
立体的なボディが身体に心地良くフィットする、コンパクトなクロスボディバッグは、ショルダーの色と革(鉄染色、弁柄染色)のツートンカラーは、コーディネートのアクセントとして楽しめます。
ジャパンモチーフ がま口 Medium
¥24,200(税込)
つまみのないシンプルなデザインで、懐かしいけれど新しいがま口デザインは、整理がしやすい内装カードポケット付きなので、手軽な財布としてはもちろん、メイクポーチや小物入れとしても使えます。
ジャパンモチーフ がま口 Small
¥19,800(税込)
手のひらで味わえる、ころんとしたサイズのがま口は、通常のがま口にあるつまみをなくしたシンプルなデザインで、ふっくらとした立体感のある形は、マチ付きで、中身が見渡しやすく設計され、小銭やアクセサリーなどをコンパクトに持ち歩けます。
東京でランドセル職人が立ち上げた工房を発祥とし、1965年に創業した革製品ブランド「TSUCHIYA KABAN」は、「時を超えて愛されるもの」をコンセプトにしたランドセルや革製品を製造・販売しています。
日本の感性と職人の手仕事による、長く愛せるシンプルさと品のある佇まいを目指した、丁寧なものづくりを大切する工房を併設した西新井本店と軽井澤工房店、大人向け革鞄専門店16店舗(国内12、海外4)を展開しています。
TSUCHIYA KABAN
https://tsuchiya-kaban.jp/