今行くべき全国のサウナランキング「サウナシュラン」で「殿堂入りサウナ」となっている御船山楽園ホテル「らかんの湯」とチームラボがコラボレーションした、サウナとアートの常設展「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 – ジーシー」が九州・御船山楽園にて開催されています。
本展は、300万年続く自然と遺跡に囲まれた、歴史と森のサウナで感覚を研ぎ澄まし、サウナ後のディープリラックスをより深める「月茶(げっちゃ)」を飲み、森の中の廃墟のアート空間に没入する、アート・サウナ・茶の新たな体験を模索しています。
御船山楽園では、12月8日(日)まで紅葉まつりも開催されていて、ホテルのロビーに展示されているランプの作品「呼応するランプの森とスパイラル」も期間中は秋の景色が広がります。
チームラボの作品空間は、実際の季節とともに移ろい変わることも特徴のひとつで、12月9日(月) からは冬の景色に変わります。
人がランプの近くで立ち止まり、しばらくじっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせる。
夏から秋の間、御船山楽園で開かれる「かみさまがすまう森」で、この場所に展示された「グラフィティネイチャー」に訪れた人々によって描かれた花々が、この森の中の廃墟となった湯屋の空間に咲き渡っていく。
「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 – ジーシー」
300万年前、有明海から隆起して生まれたといわれる御船山は、その森の中に樹齢3000年の神木や、1300年前に名僧行基が入山し五百羅漢を安置した洞窟など、様々な遺跡が点在します。
そして、近代に作られ、わずかに時代が変わったことで使われなくなった廃墟が残り、異なる時間軸が交差しながら、長きにわたり続いてきた、御船山の歴史と森にチームラボは本展において、そこに佇むサウナで「ととのい」、廃墟のアートに没入することで、歴史と自然の一部となり、長い時間と世界に再びつながることを目指しています。
ハイライト動画
御船山楽園ホテル らかんの湯
サウナシュラン2019、2020、2021でグランプリを獲得した、「御船山楽園ホテル らかんの湯」のサウナでは、2023年12月に新設された「薬草スチームサウナ」で使用する薬草は、地元の方々が近郊で採取し、佐賀県嬉野市の茶師:松尾俊一氏が調合したものです。
オリジナルブレンドの薬草スチームに包まれ、豊かな自然から採取した薬草の香りを楽しんだ後には、柔らかな水質の御船山の天然水を使用した隣接する水風呂で「ととのい」ます。
男湯では、御船山の天然水とサウナ専用に焙煎・抽出した佐賀県嬉野産「ほうじ茶」が用意されています。
黒を基調としたシンプルなつくりは、薬草の蒸気と壁面から差し込む太陽光、夜は最小限のライティングで幻想的な空間を演出します。
既存の女性スチームサウナを増設し、白を基調とした柔らかな空間が幻想的な時を演出します。
御船山楽園の隣、嬉野で生まれた茶葉ブランド「EN TEA」のお茶「月茶」。
歴史的に座禅のように鎮静し、リラックスして瞑想に深く入っていくことに使われていたという側面のある茶を、サウナ後の休息の時、アート空間の中で楽しめます。
チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯 – ジーシー
https://teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen-sauna/
協賛:株式会社ジーシー
御船山楽園
https://www.mifuneyamarakuen.jp/