ART&CULTURE

大倉家旧宅でアートと音楽

月桂冠では、創業家の旧宅である歴史的建造物「大倉家旧宅」を活用して、芸術との新たな出会いを創出する取り組みが行われています。

2026年11月、アーティスト・Louis Terai(ルイ・テライ)による個展「House is not home」と、ギタリスト・作曲家の笹久保伸によるライブパフォーマンスの2つの催しが開催されます。

 

 

Louis Terai 個展「House is not home」

本展では、「House(建物としての家)」と「Home(人が居場所と感じる家)」の違いを手がかりに、人にとっての居場所や愛、記憶、人と人との関係を問いかけます。

Louis Teraiが制作テーマの一つとする「Play and Pray(遊びと祈り)」を通して、人々の営みが場所に意味を与え、居場所を形づくっていく過程を探り、歴史を重ねてきた大倉家旧宅を舞台に、作品と空間が織りなす世界を楽しむことができます。

House is not home
アーティスト:Louis Terai
会期:2026年11月6日(金)~11月12日(木)
※11月8日は、ライブイベントのため個展は鑑賞できません。
開催時間:12:00~16:30 ※11月7日のみ11:00~16:30
入場料:無料

 

Louis Terai

東京都に生まれ11歳で渡英し、Central Saint MartinsおよびWinchester School of Artでファインアート・ペインティングを学び、30歳で日本に帰国後は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ドバイ、東京などで作品を発表する一方、Louis Vuittonや3.1 Phillip Limのブランドプロジェクトにクリエイティブディレクターとして携わる。

「Play and Pray(遊びと祈り)」をテーマの一つに、人間の行為と空間、生きることの意味を探求している。

Web:https://www.louisterai.com/

 

 

笹久保伸 ライブパフォーマンス

庭を望む大倉家旧宅の広間で開催される、ギタリスト・作曲家の笹久保伸によるライブパフォーマンスでは、ギター演奏に加え、ゲストにアルゼンチンのシンガーソングライター、フロレンシア・ルイスを迎えます。

木のぬくもりや庭の風情を感じる空間で、ギターの響きと歌声を間近にお楽しみください。

チケットには、隣接する月桂冠大倉記念館の入場・観覧も含まれ、音楽とともに、伏見の酒造りの歴史や文化にも触れるひとときを過ごせます。

笹久保伸 ライブパフォーマンス
日時:2026年11月8日(日)12:00開場/15:00開演
出演:笹久保伸
ゲスト出演:フロレンシア・ルイス
料金:1名5,000円(税込、月桂冠大倉記念館入場付き)
定員:50名
チケット:https://fdot.stores.jp/items/6ab6336d8760da81d65ad3d1

 

笹久保伸

秩父を拠点に活動するギタリスト・作曲家。クラシックギターを学び、現代音楽とアンデス音楽を演奏する。

ペルー・アンデスの農村で音楽を採集・研究し、伝統的なギター奏法を学び、帰国後は「秩父前衛派」として、地域の歴史や文化を調査しながら、音楽、映画、写真、美術など多様な表現を展開している。

 

フロレンシア・ルイス

アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のシンガーソングライター・ギタリスト。ロックやポップ、実験的な音作りを行き来し、澄んだ歌声とギターで独自の音楽世界を描く。

モノ・フォンタナとのデュオをはじめ、ウーゴ・ファトルーソら南米の音楽家との共演や作品制作を重ね、2008年の初来日以降、日本各地で公演を行い、2017年にはフジロックにも出演している

 

 

大倉家旧宅は、月桂冠創業家の旧宅で、十二代目当主・大倉治一の新居として大正末期から昭和初期にかけて建てられ、昭和初期には、生活の場であるとともに、来客の接待や宴席、迎賓にも使用されていました。

建物は和風建築を基調としながらも、東北部に洋館を設けるなど、和洋折衷の意匠が特徴で、主庭は、作庭家・八代目小川治兵衛によって手がけられたとされ、建物と調和する落ち着いた景観を形成しています。

2025年には、十三代目小川治兵衛の手により再作庭が行われ、小川治兵衛の屋号「植治」に受け継がれる伝統が生かされています。

月桂冠大倉記念館
https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/