「深川製磁」～深川のモノごこち～

2024年1月14日 - By GRABLISS

「深川製磁」は、1650年に有田で窯に火を灯した深川家が、「世界一のやきもの」づくりをめざして1894年に設立し、2024年に創業130年を迎えた工芸会社です。

1900年に開催されたパリ万国博覧会で金牌受賞後、1910年に宮内省御用達を拝命すると、生地、釉薬、絵具の調合から仕上げに至る迄一貫して自社内で行う稀有な工房では、有田で最多の七名の伝統工芸士を抱え、世界最高品質の陶磁器を生み出しています。

上品で洗練されたデザインは海外でも注目を集めるようになり、創業当初から受け継がれてきた技術を守り、その時代に合った「日本の美感」を追求し続けています。

2024年1月、「和多屋別荘」にて初の「深川製磁」POP UP STORE～深川のモノごこち～が開催されます。

今回のPOP UP STOREは、原点に立ち戻り、進化しつづけていくためのチャレンジの1つとして、同じく老舗ながら新しい旅館のかたちに挑戦を続ける和多屋別荘が会場に選ばれました。

期間中には、東京銀座や京都に店舗を構える香老舗「香十」が西日本で初となるPOP UPに参画し、普段見ることができない稀少な商品の展示や、POP UP STORE隣にあるカフェ「Made in ピエール・エルメ和多屋別荘」では、数量限定の特別アフタヌーンティーも用意される予定です。

和多屋別荘

嬉野川をまたぎ、二万坪の広大な敷地を持つ佐賀県嬉野市に建つ老舗旅館。

世界的に著名なフランス人パティシエ、ピエール・エルメ氏が発信するコンセプトブランド「Made in ピエール・エルメ和多屋別荘」や、約1万冊の書籍が自由に閲覧・購入できる書店「BOOKS＆TEA 三服（さんぷく）」、企業のサテライトオフィスを館内にオープンさせるなど、旅館を泊まる場所から通う場所として生まれ変わらせた先進的な取り組みで話題を呼んでいます。