2026年4月に開催されたミラノサローネ国際家具見本市にて、「リッツウェル(Ritzwell)」が発表した「NEW COLLECTION 2026」は、世界中から高い評価を得て2026年10月2日(金)より受注および販売が開始され、同時に、大阪・福岡・東京の各ショールームにて展示がスタートしました。
今年のコレクションは、異素材によって生まれる「ゆらぎの均衡」をテーマに、木とスティールで繊細なバランスを描くアームチェア「VESPER」や、石・金属・革を組み合わせた新テーブル「GT TABLE」をはじめ、ブランド初となるマテリアル「ORIGINAL STONE」、そしてスティールの新色「Silkveil」が展開されます。

GT TABLE〈DESIGN:SHINSAKU MIYAMOTO〉
石・金属・革という異素材の響き合いから生まれた、静けさと緊張を併せ持つテーブルは、石の天板を支える二重構造のスティール脚の一部に厚革があしらわれ、冷たさの中に人の温度を添えています。
対角に交差する脚の構造、自然素材である石材などが組み合わさることで、わずかなズレや不確かさを含んだ意図された不完全さ「ゆらぎの均衡」を描き出し、空間に呼吸と静かな動きが立ち現れます。
異なる素材やユニークな構造が、緊張感を保ちながらも静かに調和し、空間に穏やかな存在感をもたらします。
天板には、新素材コレクション「ORIGINAL STONE」の天然大理石・天然御影石・人造大理石〈クォーツエンジニアドストーン〉の3種類、全9タイプから選べ、本磨き、水磨き、レザー、ビシャン、サンドブラストの各仕上げにより、同じ石でも異なる表情を楽しむことができます。

VESPER armchair〈DESIGN:ATELIER D.Q.〉
リッツウェルは、創業当初よりデザインの捉え方のひとつとして、「Well-balanced(ウェル・バランス)」ほどよい均衡を保つこと、という感覚的な要素を大事にし、日常の中で家具に接する人々にとって心理的な安定感や調和をもたらすものだと考えています。
VESPERE armchairのほどよく釣り合いのとれたフォルムは、木製とスティールという二つの異素材を取り入れたデザインにもかかわらず座る人に気持ちの良い安定感を与えています。
この椅子の特徴は脚部の全体に流れるやさしい曲線とバックレストを支えるスティール製の細くて丸い四つの柱で、それは微妙にウェル・バランスを保って、座る人を優しく誘う大事な要素になっています。

ORIGINAL STONE
石は、自然が長い時間をかけてつくり上げた、静かな彫刻のような存在で、その中には、地層の動きや鉱物の流れまでもが静かに刻み込まれ、同じものは二つと存在しません。
一方、クォーツエンジニアドストーンは、均質でありながらも繊細な表情を持ち、洗練された安定感をもたらし、対照的な魅力が、静かな緊張感と豊かな陰影を生み、空間における家具の存在感をより際立たせてくれます。
石材の個性を最大限に引き出すための仕上げには、鏡面のように光を映す「本磨き仕上げ」、マットで落ち着いた質感の「水磨き仕上げ」、微細な凹凸による柔らかい手触りの「レザー仕上げ」、重厚で自然な素材感を生む「ビシャン仕上げ」、ナチュラルで軽やかな印象の「サンドブラスト仕上げ」の複数用意され、視覚だけでなく触覚にまで訴えるこれらの仕上げが、石という素材に新たな解釈を与えます。

スティールの新色「Silkveil」
金属の冷たさに繊細な温もりを与える新しいスティール仕上げ「Silkveil」は、絶妙に淡いブロンズの「Silkveil Copper」と、落ち着いた古美色の「Silkveil Gold」の2色で展開されます。
どちらも光をやわらかく包み込み、空間に静かな艶をもたらし、素材そのものの質感を尊重しながら、塗装ではなく「光の表情」をデザインした仕上げで、リッツウェルの家具が持つ温もりと響き合い、時を経ても褪せない、穏やかで上質な存在感を描き出します。

Ritzwell:https://ritzwell.com/



