100年の歴史を刻む元老舗料亭の数寄屋建築を、日本有数の職人が意匠を大切に残しながら手作業で改修された「SOWAKA(そわか)」は、本館11室と、新たに建てられた現代的な和風意匠の新館12室、計23室の客室からなるスモールラグジュアリーホテルです。
現代の数寄屋建築の技も随所に取り入れられ、一つとして同じ間取りのない個性豊かな客室それぞれに繊細な職人の技が光り、客室ごとに異なる趣を楽しめます。
SOWAKAは、世界の一流ホテルを格付けするトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド2025」の「ホテル部門」で、初の4つ星を獲得しました。
世界の一流ホテルに求められるラグジュアリーは変化してきており、昨今その国その場所ならではの体験や、人と人との繋がりが重視される傾向にあります。
SOWAKAのホスピタリティの根幹には、「Just Be Myself」という理念があり、グローバルなラグジュアリースタンダードを基盤にしながらも、日本に根付く温かなおもてなしの精神やスタッフそれぞれの感性や想いを大切にした、ゲスト一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションを通じて、新しい気づきや繋がりを得ていただける場として成長を続けています。
大正後期から昭和初期にかけて技巧を凝らし建築された数寄屋造りの元老舗料亭は、日本でも有数の職人の高い技術により、随所に日本の美を留めながら、ゲストが快適に過ごせる特別な部屋として生まれ変わりました。
数寄の息吹が感じられる本館は、意匠を大切に残しながら、ホテルとして心地良く寛げる空間へと改装され、伝統的な茶会「祇園献茶祭」の場としても使用されていたこともある歴史ある茶室付きのユニークな客室や、壁に数寄屋建築ならではの名栗が施された部屋などが用意されています。
杉目模様が清々しい新館は、現代の数寄屋建築の技を随所に取り入れ設計され、客室と客室が接することのないよう、専用廊下や坪庭の配置でプライバシーを大切にした造りで、美しい緑を望む半露天風呂を備えた部屋のほか、古くから京都の人々に愛されてきた東山を望むことができる部屋なども用意されています。
SOWAKAは、ホスピタリティの根幹である「ゲストもスタッフも最も自分らしくいられる場でありたい」という想いから、日本に根付く温かなおもてなしの精神やスタッフそれぞれの感性や想いを大切に、目の前にいるゲストの旅の目的、出身地、文化背景、心身の状態に寄り添い、その日、その瞬間、その季節、その場所、その人だからこその唯一無二の経験を追究しています。
大きな窓の外に美しい緑を臨む併設するレストラン「祇園 ろか」は、伝統を大切にしながらも、現代に合った和食の姿を探求し、四季の移ろいを取り入れた美しい器やしつらえ、おもてなしの心で世界中から訪れるゲストを迎えてくれます。
豊かな自然が育む旬の食材、素材本来の良さを活かす調理法を用いた和食の深淵なる魅力を余すことなく表現した会席コースを中心に、一人ひとりのゲストの身体の状態や、その日、その瞬間食べたいものにできる限り応えたいという想いから、アラカルトでの逸品料理も用意されています。
店名の「ろか(Loka)」は、サンスクリット語で「世界」を意味し、和食という小宇宙に存在する多様な姿、歴史、意味、美味しさ、その魅力のすべてを世界中に届けるという想いを込められています。
SOWAKA(そわか)
〒605-0821京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480
☎075-541-5323
https://sowaka.com/