キャセイパシフィック航空は、香港のミシュラン星付き広東料理レストラン「逸東軒(Yat Tung Heen/ヤット・トゥン・ヒーン)」と提携し、日本発着便を含む一部のプレミアム・エコノミーとエコノミークラスで、本格的な広東料理「香港フレーバー」を新たな機内食メニューとして提供を開始しました。
素材本来の味わいを引き立てる広東料理の専門店「逸東軒」と、最高品質のダイニング体験を提供するという理念で実現した提携は、ダイニングコンセプト「香港フレーバー」のもと、ダイニング体験のさらなる充実を図るパートナーシップとして強化されました。
1990年の創業以来、香港で人気の逸東軒が、キャセイパシフィック航空の搭乗者のために特別に考案した機内食メニューは、長距離路線全線および中国本土と、日本、タイなどの一部の路線で楽しむことができます。
イートン香港のミシュラン星付き(2017~2024)レストラン「逸東軒」は、1920年代の上海の酒場にインスパイアされたデザイン性の高い落ち着いた雰囲気の中で、本格的な広東料理を提供する、シェフ譚東(タム・トン)が率いる世界でも有名なレストランです。
プレミアム・エコノミークラス
前菜:「鴨胸肉の燻製 野菜の甘酢漬けと南姜添え」
潮州風の鴨の煮込みから着想を得た一品で、柔らかい鴨肉の深い味わいを甘酸野菜の風味が絶妙に引き立てます。

メインディッシュ(3種類から選べます。)
・「牛筋と牛肩バラ肉のチューホー醤煮込み 菜心添え、ジャスミンライス」
広東料理の中でも定番で最高の家庭料理で、大豆みそを使った芳醇なチューホー醤で煮込まれた牛肉の柔らかな食感と豊かな香りが魅力の一品です。
・「海鮮と瓜のXO醤炒め 卵炒飯」
風味豊かなXO醤で炒めた海鮮と卵炒飯は、強火でサッと炒め旨味が引き出された海鮮にジューシーな瓜ときくらげを加え軽やかで繊細な味わいが特徴の一品です。
・「オヒョウのフライ 筍と青菜の醤油風味、卵炒飯」
オヒョウの切り身を外がカリッと黄金色に揚げ、中はしっとりと仕上げられ、上質な醤油風味で塩味と甘味のバランスが、魚そのものの美味しさを引き立てています。


エコノミークラス
前菜:「チェリートマトのマリネ 梅干し風味」
中国の梅干しを使った甘酸ソースに漬け込んだ、ふっくらとジューシーなチェリートマトが主役の一品で、大根と人参の浅漬けが、甘みと酸味のあるトマトと絶妙なコントラストを生み出しています。

メインディッシュ(3種類から選べます。)
・「生姜とオレンジ風味のチキンオーブン焼き 青菜添え、卵炒飯」
逸東軒の名物料理の一つで、骨なしのチキンを新鮮な生姜と熟成した陳皮でマリネし、さわやかな甘みが加えられた逸品です。
・「生パイナップル入り酢豚 温野菜添え ジャスミンライス」
豚肉の塊を柔らかく揚げ、新鮮なパイナップルとパプリカを甘酸っぱいソースで絡められた広東料理の心髄である酢豚は、定番の一品です。
・「鴨肉とタロイモの梅ソース煮込み ニンニク風味ブロッコリーとカリフラワー添え、ジャスミンライス」
梅干し、生姜、唐辛子を使ったピリ辛のソースで煮込んだ鴨肉に深みを加えるための里芋を合わせ、甘さと酸味が織りなす絶妙な味わいと柔らかな食感が特徴のメインディッシュに、ブロッコリーとカリフラワーのニンニク炒めとジャスミンライスを添え、満足感あふれる一皿に仕上げられました。


キャセイパシフィックは70年以上の歴史を持つ香港のフラッグキャリアで、日本からは東京(成田、羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌の5都市6空港から香港へ毎日16便以上、A350-900/1000やA330が運航しています。
キャセイパシフィック航空
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