京都嵐山で1882年(明治15年)に創業した丹山酒造は、「酒造りは米作り、米作りは土壌から」を基本とし、丹波の地にて自然栽培した自社の酒米を用い、丹精込めた酒造りを行っています。
昨年11月に発売された、茶道裏千家、千宗室家元の嗜好に沿い醸し上げた純米酒「春秋萬歳(しゅんじゅうばんざい)」に続く第二弾として、地元、嵐山上流にて米作りから手がけた純米大吟醸「春秋萬歳 さらさらきらり」が発売されました。
酒別:純米大吟醸
原料米:自社栽培米 山田錦
精米歩合:50%
アルコール:16度
酸度:1.4
容量:720㎖
価格:5,500円(税込)化粧箱入り
飲み方:冷~常温。口あたりよろしく、食中酒としても
「酒造りは米作り、米作りは土壌から」という基本を基に、自社栽培米に力を入れ、自然栽培米山田錦作りにから酒造りまで一貫して行うこだわりのもと、京都産自然栽培米山田錦を100%使用した純米大吟醸が誕生しました。
前回の「春秋萬歳」に続き「瑞々しい味わいの中に優しい米の旨味を感じ、日本酒本来の爽やかな香りを大切にしながら、冷酒から常温で飲みやすさが感じられるお酒が好ましい。」と所望される千宗室家元の好みに仕上げました。
きらきらと輝く川面のように、澄み渡る一杯は、さらりとした口当たりとともに、清らかな余韻が広がり、喉をすり抜けるたびに、まるで清流のせせらぎを感じさせるような、軽やかで上品な味わいです。
まるで京のせせらぎを感じさせる、気品あふれる味わいは、これからの季節に、冷酒で楽しめるおすすめの一品となっています。
裏千家 家元 千宗室
京都府出身。同志社大学卒業。
臨済宗大徳寺管長・僧堂師家 中村祖順老師のもとで参禅得度。
祖順老師没後、大珠院 盛永宗興老師のもとで参禅。
平成14年、裏千家16代家元継承。
丹山酒造 長谷川渚
1978年(昭和53年)、京都府に生まれ、18歳から13年間、蔵人として酒造りに携わり、2013年(平成25年)に丹山酒造五代を継ぐ。
デザイニングした手に取りやすいボトルの日本酒「渚大吟醸」に始まり、低アルコール純米酒飯櫃「ぼんき」や微発泡酒ジャポンの製造を行いこれまでの伝統を大切にしつつ新たな酒造りの挑戦を繰り広げている。