イタリアを代表するリキュールブランド「カンパリ」は、1860年にガスパーレ・カンパリ氏によって誕生しました。
創業間もない1867年にミラノのドゥオモ広場の一角に「カフェ・カンパリ」を出店すると、そのほのかに甘く、心地よい苦みをたたえたリキュールはミラノっ子たちの間で流行しました。
やがて、イタリア各地でカンパリの名が知られるようになり、その鮮やかな赤色、オレンジやハーブの洗練された複雑なアロマ、そして独特のほろ苦い味わいが唯一無二の存在として、多くの人々を魅了してきました。
創業から160年以上経った現在でも、その秘蔵のレシピは変わることなく受け継がれ、濃厚なアロマとビターテイストは、パーフェクトなベースとして、今では世界中で数々のカクテルに使用されています。
10年ぶりにボトルデザインをリニューアル。
カンパリがオマージュを捧げる発祥の地・ミラノにインスパイアされた象徴的な新ボトルデザインが発表されました。
カンパリは、発祥の地であり、ファッションやデザイン分野で世界に影響を与える最先端都市・ミラノと同様に進化を続けるブランドとして、常に新しい創造とインスピレーションを模索しています。
ボトルデザインのリニューアルは、カンパリの革新の一環として進化を続けるミラノとのつながりをより視覚的に表現されたものです。
カンパリは創業以来、ミラノが生み出す、多面的で複雑、モダンであり歴史的、そしてクラシカルであり前衛的な要素にインスパイアされ、それらをブランドに取り入れています。
新しいボトルデザインは、ミラノへの視覚的なオマージュであり、ミラノのあらゆる文化から美的なヒントを得て、エレガンスで自信に満ち溢れ時代を超越したデザインに仕上げられています。
ボトルに刻まれたシャープなラインは、ミラノが誇る洗練されたミニマルファッションとコンテンポラリーデザインを意味し、ミラノ人のクラフトマンシップとエレガンスさを表現しています。
上部へ向かう、この洗練されたラインは、ミラノから世界へのアペリティーボ文化の広がりを意味し、視線をボトル中央の都市名へと導きます。
1888年にブランドラベルが追加され、1912年から現行のブランドロゴを採用し、1931年にボトルでの販売が始まりました。
2006年にはラベルに発祥の地であるミラノが描かれ、2013年にその魅力を際立たせるエレガンスなエンボス加工でボトルが装飾されました。
ブランドロゴ、「ビター」という味わいの特徴、紋章、ミラノという、長年に渡り蓄積したブランド資産を維持しながらも、より現代的な外観になりました。
2016年にラベルを改良し、カンパリの信頼性、現代性、洗練されたデザイン性を前面に打ち出されました。
そして、2023年、ブランドを構成するあらゆる要素の中心に「ミラノ」を据え、シャープで大胆かつ自信に満ちたボトル表面のラインでエレガンスを醸成しながら、モダンでストレートなエッジを効かせ、ミラノのカクテル文化の芸術性を表現するボトルデザインへと生まれ変わりました。
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