例年11月6日から12月29日までが漁期とされている石川県のズワイガニ漁ですが、今年は天候不良により11月8日が解禁日となりました。
水揚げされるズワイガニのメス「香箱(こうばこ)ガニ」は、オスの「加能(かのう)ガニ」より小ぶりながらも、濃厚な甘さと独特の風味を持つ貴重な冬の味覚の一つです。
特に「外子(そとこ)」と呼ばれるプチプチとした卵や、卵になる前の「内子(うちこ)」が詰まっているため、繊細な食感と旨味を楽しめるのが特徴で、漁期はわずか2ヶ月未満と、限られた期間しか味わうことができない希少な美味を多くの美食家達が待ち望んでいました。
石川県では、カニ漁解禁日の11月8日深夜0時に一斉に漁が始まり、夕方には漁を終えた船が港に戻り、午後7時半から石川県漁業協同組合かなざわ総合市場にて初競りが行われました。
金沢の冬の味覚の主役であるカニ競りでは、市場内に緊張が走り、競り人たちの間にはピリピリとした雰囲気が漂います。
加能ガニには2021年より最高級ブランド「輝(かがやき)」、香箱ガニには2022年より「輝姫(かがやきひめ)」というブランドが設定され、特定の基準を満たしたものだけに九谷焼デザインを施したタグがつけられます。
2024年の初競りでは、金沢港で水揚げされた香箱ガニ2匹が厳しい基準をクリアし「輝姫」に認定され、それぞれ4万円の値が付きました。
毎年この時期を心待ちにしている石川県民と、金沢の街中にはカニを求める多くの人で賑わいます。
石川県金沢市と東京都八王子市に2店舗を展開する回転寿司店「金沢回転寿司 輝らり」は、石川県のカニ漁解禁に伴い、ズワイガニのメス「香箱ガニ」を使った「カニ面」と「軍艦巻き」の提供を開始しました。
香箱ガニ カニ面
カニ足と内子・外子を甲羅に盛り付けた贅沢な一品は、小さな身出しも丁寧に行われ、香箱ガニの美味しさを存分に味わえます。
香箱ガニ 軍艦
濃厚な甘みのカニの身と、内子・外子を贅沢に乗せた至極の軍艦は、プチプチとした外子の食感と繊細なカニの風味が絶妙なハーモニーを奏で、一口頬張るだけで今だけの冬の味覚に心奪われ、香箱ガニの奥深い旨味を存分に堪能することができます。
カウンターのお寿司屋さんで食べるような本格的な寿司を、回転寿司として楽しめる「金沢回転寿司 輝らり」は、輝く一貫一貫に「鮮度・旨さ・美」を兼ね備えた金沢の食文化の魅力と日本海の旬の味わいを届けてくれます。
金沢回転寿司 輝らり 金沢本店
石川県金沢市広岡1-9-16 マストスクエア金沢1F
金沢回転寿司 輝らり 八王子店
東京都八王子市旭町1-12 八王子オーパ2F
金沢回転寿司 輝らり
https://kanazawa-kirari.com/