水なすピクルスやアロマドレッシングで知られる「いずみピクルス」から、泉州特産の水なすのぬか漬けが、ぬかごと食べられる全く新しい「洋風白ヌカ漬ケ」が、4種類のフレーバーで新発売されました。
大阪の伝統野菜である泉州水なすは、生食できるなすとして世界的にも珍しく、また、夏の風物詩とも言えるぬか漬けは、大阪泉州地域を代表する特産品として、お中元や贈答品として長く親しまれてきました。
水々しくてフルーティーなぬか漬けは絶品で、近年、全国的にも人気が広がる一方で、食の西洋化が進み、ぬか漬けを知らない若い世代も増え、また、インバウンドを始めとした海外観光客たちの中には、ぬか漬けの独特の風味を苦手とする人も増えています。
また、水なすのぬか漬けは、食べるときに、ぬかを洗い落とし、またぬか自体を捨ててしまうなど、手間や廃棄の問題もあります。
そこで、泉州地域の宝である「水なす」を、もっと手軽に、食べやすく、もっと楽しんでもらいたいとの想いから、全く新しいぬか漬けが開発されました。
いずみピクルスでは、水なすのぬかの風味が苦手な方に、水なすの良さを届けたいと「水なすピクルス」を開発されましたが、やはりぬか漬けを作って欲しい、という消費者からの声をいただき、なにか新しいぬか漬けを作れないか、といろいろな素材を研究した結果、白ぬかの活用を思いつきました。
白ぬかは、酒造りにおいて酒米の精米を進める際に生じる、より白米に近い部分のことで、化粧ぬかとも呼ばれていて、ぬかよりもお米に近いため、風味も上品で、美容にも良いとされ化粧品などにも使われています。
また、きめ細やかなため、ぬか漬けに使うと野菜の水分で「みそ」のようなペースト状になり一般的なぬか漬けとしては扱いにくく、そんな課題を解決したのが、今回の「ぬかも食べる!」という新たな発想でした。
いずみピクルスは、5年の開発期間をかけて「食べられる白ぬか」を開発し、その厳選された白ぬかに味と見た目のバリエーションを持たせる為に、白ぬかの特性を活かした、和風味、ガーリックペッパー味、バジル味、ワインテイストの4種類の風味を加えた新しい白ぬかが誕生しました。
白ぬかを水なすと一緒に食べる、という全く新しい楽しさと、色味もバラエティ豊かで見た目も楽しい、洋風白ぬか漬けができあがりました。
<味>
・和風味は、昆布だしやかつおぶし、きのこだし、と旨味を凝縮した秘伝の出汁を、白ぬかと味わえます。
・ガーリックチリペッパー味は、にんにくに、唐辛子と胡椒をきかせた、パンチのある旨さを楽しめます。
・バジル味は、パスタやトーストなどの洋食にもピッタリで、フレッシュなバジルを使った香り豊かな一品です。
・ワインテイストは、上品な風味が洋酒との愛称が抜群なワインを使った大人な一品です。
いずみピクルスでは、泉州野菜を知ってもらい、新しい食文化に貢献したいという思いから、様々な新しいアイデア商品が開発されています。
今回の洋風白ぬか漬けも、白ぬかという廃棄されている素材を使い、また、ぬか漬けが苦手な人でも食べられ、また、ぬか漬けが好きな人にももっと楽しんでもらえるという、新しいチャレンジとなりました。
そんな新しい、水なすの白ぬか漬けは、夏のギフトや贈り物として喜ばれることでしょう。
いずみピクルス
https://idsumi.com/