まくら投げ部

2024年9月3日 - By GRABLISS

枕の企画開発、製造販売を行う枕の専門企業のまくら株式会社は、競技としてまくら投げを行う「全日本まくら投げ大会」で、使用される公式球ならぬ「公式枕」を製作・提供しています。

しかし、スタッフには、まくら投げの試合を見る機会は多くありましたが、実際に競技に参加したことのある人はほとんどいなかったそうです。

そこで、自社商品への理解を深めるとともに、社内コミュニケーションの活性化と、体を動かす機会を提供することでの健康維持サポートを目的とした「まくら投げ部」を設立し、「全日本まくら投げ大会」への出場を目指にして活動を開始されました。

第一回目の部活動として、全日本まくら投げ大会の運営やまくら投げを広める活動を行っている「ミスター枕投げ」こと大塚眞氏、全日本まくら投げ大会出場チームの選手をコーチとして招き、枕の投げ方から練習を始めています。

後半では、チームごとにわかれて試合を行い優勝チームを決定し、エキシビジョンマッチとして、選抜メンバーとコーチ陣によるチームにて試合が行われました。

誰もが修学旅行などで経験したことのある「まくら投げ」を競技化した大会は、浴衣を着て行われ、枕に当たった人はアウトという基本ルールの元、8人で編成されたチーム同士が枕を投げ合います。

布団で寝ている姿勢からスタートしたり、「大将」「リベロ」などのポジションがあったり、「先生がきたぞォ～」コールの使用など、特殊なルールが設けられており、投げる・避ける以外にもチームとしての団結力・作戦力が求められる競技となっています。

毎年開催される「全日本まくら投げ大会」では、全国各地の予選大会を勝ち抜いたチームが白熱した試合を繰り広げます。

「投げやすく、当たっても痛くない、そして目立つ」、まくら投げ専用枕は、就寝用枕とは全く違ったコンセプトで作られた枕です。