明治44年、創業の鮮魚問屋「川善」から、新年の挨拶に最適な新物の酒粕漬け「高級本からすみ」が発売され、数量限定の特大サイズから、からすみとの相性抜群の地酒セットなど3商品が登場しました。
「日本三大珍味」の一つ「からすみ」は、ボラの卵巣を塩漬けにして塩出しして、絞って天日干ししてつくられたもので、サワラやタラなどの卵巣で代用品が作られるため、ボラの卵巣を使用したものは「本からすみ」と呼ばれています。
からすみは中国から渡来した墨「唐墨(からすみ)」に形が似ていたことから命名され、昔は冷蔵技術がなく、常温保存されていたため、時間が経つと色が黒くなり、形だけではなく色も唐墨に似ていたといわれています。
一説には、肥前名護屋城にいた豊臣秀吉に土地の代官がこの食品を献上した際、その名を尋ねられ、とっさに「唐墨です」と答えたため、「からすみ」という名になったとも言われています。
川善では、原料となるボラを長年の経験で培った目利きで厳選して4~5トン(2,000~3,000匹相当)買い付け、そのボラをすべて手作業で選定し、浜辺の秋の潮風と太陽の日を浴びせながら、1ヶ月近い日数をかけて丹精込めて作り上げます。
新鮮でしっかり卵の詰まった大ぶりのボラを使った「特大、超特大のからすみ」が高い評価を受けています。
駿河酒粕仕立て「高級本からすみ」
5,000円(送料、消費税込)
https://www.kawazen.jp/item/C001/
川善の職人の食卓では、秋・冬の期間に約1ヶ月をかけて完成させるからすみをさらに酒粕に漬けて寝かせ、お酒のアテやご飯のお供として愉しんでいます。
今回、数量限定で発売される駿河酒粕仕立て「高級本からすみ」の酒粕には、200余年の歴史をもつ老舗の酒蔵・髙嶋酒造の新酒の酒粕を使用し、純米酒粕をじっくり寝かせて仕上げた本からすみは、美容や健康に関心のある方におすすめの逸品です。
「高級本からすみ」280g前後
19,500円(送料、消費税込)
https://www.kawazen.jp/item/B026/
一見さんお断りの高級料亭のみが取り扱う幻の一品を、贈答用やご自宅用としてお取り寄せいただけように用意された本からすみは、創業110年、5代に渡り伝統と技術、味を守り続けているプロの料理人お墨付きのからすみです。
かつては一部の業者のみでしか販売を行っておらず、通常目にすることのできない商品でしたが、今回は特別に数量限定で販売されます。
からすみギフトセット〈地酒入り〉
8,500円(送料、消費税込)
https://www.kawazen.jp/item/A020/
川善の「本からすみ」に、マイルドな米の旨味とキレのある飲み口が特徴の地酒「白隠正宗」を組み合わせた贅沢なギフトセットです。
「川善のからすみ」との相性抜群のお酒が厳選され、贈り物にはもちろん、自宅での晩酌にもおすすめのギフトです。